現在6歳年長さんになった長男が4歳年少さんで九九をマスターしました。どのようにしてマスターしたかの記録を綴っていきますね。
息子の場合まず2歳0ヶ月頃から文字に興味を持ちはじめたので、電車あいうえお絵本を購入し、覚えはじめました。徐々におぼえていき2歳のうちにはひらがな読みをマスター。そしてじつはカタカナ読みも2歳半ころから覚えはじめ、3歳すぎにはすべて覚えています。
3歳カタカナ読み!できるまでにやったことそして年少〜年中さんの4歳の間に九九をマスターしました。
特別なことは何もせず。絵本の「読みきかせ」を大切に
結果だけ見ると、よほど教育熱心な家庭だと思われるかもしれませんが幼児教育に関して、わが家では特別なことは何もしていません。早期教育でありがちな幼児塾やあいうえおフラッシュカードのような暗記法もしていません。
ただ最低限のことはやっておこうと思い「語彙力や読解力はすべての基礎。幼少期には読みきかせによってこれらをきたえ、まずしっかりとした土台をつくる」という方針でした。
なのでひらがなやカタカナ読みに関しても、文字に興味をもったタイミングであそび感覚でできるあいうえお絵本をつかって読みきかせをし、子どもたちが楽しみながら自然と学べるように工夫しました。
きっかけは長女6歳の九九の暗記から
ちょうど日本でいうと小学校1年生になった長女6歳。インターでは九九の暗記をやらないことので家でやるべきだよ!という事を同じ学校の先輩ママに教えてもらったことがきっかけです。
語弊のないように補足しておきますが、インターでも掛け算の学習はあります。しかし、掛け算の概念だったり、どうしてそうなるのか?違った答えの導き方はないのか?など学習の切り口が日本の九九とまるで違うんですね。
九九の本を探しに図書館へ
九九を覚えることももちろんですが掛け算の概念をわかって欲しいなと考え、図書館で九九に関する本を探していた時のこと。この本に出会いました。
たのしいかけざん 九九のほん
作:まついのりこ
出版社:偕成社
こちらの本1982年に出版されて以来、現在まで親しまれているロングセラーのさんすう絵本。
まついのりこさん作でこちらの本以外にも以下のさんすう絵本が発売されています。
- かずのえほん
- はじめてのたしざん
- はじめてのひきざん
- とけいのえほん1
- とけいのえほん2
- 算数たんけんシリーズ
「九九のほん」大活躍!
長女のために借りてきたこちらの九九の本。当時4歳だった長男も数には興味を持っていた時期。もともと知的好奇心の強い長男は九九の本の読み聞かせの時、一緒に隣で聞いていました。
こちらの九九の本のいい所は掛け算の仕組みが目に見えてわかりやすい所。
丸暗記ではなく本当にそうだな!と自分で納得しながら読み進められる点がすごくいいと思いました。お勉強させるうのではなく、ニイチガニ…と進めていくうちに気ままに本人が興味を示したタイミングで教えました。
サンイチガ?なに?…といったように1の段から9の段までゲーム感覚で問題を出しながら自然と覚えていきました。
長女とほぼ同じタイミングで九九をマスター。また文字を読める長男は暇さえあえれば九九の本を読み自分の中に落とし込んで行ったのだろうと思います。
お勉強ではなく「楽しく学ぶ!」
こうしなさい!ああしなさい!といっても幼児期の子どもにはかなり厳しいと思いますし、むしろ逆効果で嫌いになってしまうのではと考えます。わが家ではあくまでも勉強ではなく楽しむことが大前提。
絶対そうしなければならない!となると親も子も苦しくなるのかなと思うのわが家ではこの方法でやっています。
まとめ
長男の九九マスターは長女の九九学習の際に一緒になって覚えたというもの。ある意味棚からぼたもちのような。
丸暗記ではなく掛け算や九九の仕組みを可視的にわかりやすく書いてくださった「九九のほん」には本当に助けられました。文字と絵が絶妙に溶け合っていてお勉強感がないのもGOOD。
1つの参考になれば嬉しいです。
余談ですが長男が4歳のタイミングで九九を理解していて後々とても役に立ったことがありました。それはまた記事で書きますね。