2020年4月(2歳5ヶ月)長男への絵本読み聞かせ&1人読み記録。
すてきな三にんぐみ
トミー・アンゲラー 作 / いまえ よしとも 訳
出版: 偕成社
海外絵本の日本語Ver. 世界中でしたしまれ、おおくの国際賞をとっている名作です。
なにを隠そう私は大人になるまで知りませんでしたが・・・
たまたま図書館にいったとき「おすすめ絵本」として紹介されていたので、「へぇ〜、こんな絵本あるんだ」と手にとった1冊です。このときにはじめて知りました。
「盗賊3人ぐみがある女の子との出会いをきっかけに、すてきな3人ぐみへと変わっていく」というあらすじのお話です。
絵は海外絵本らしくハッキリとした色彩で描かれ、ストーリーもシンプルでわかりやすい。
赤ちゃん絵本から幼児絵本への移行期におすすめです(対象3歳ころからとありました)
内容がこわいというレビューもありますが、
当時2歳半(長男) & 5歳(長女)のわが子たちはどちらかと言うと「なにかゾクゾクする感じ」や「ステキな三人ぐみに変わっていく様子」をむしろ楽しんでいたように思います。
あと、言い回しが「ごふじんは きをうしない、しっかりものでもきもをつぶし」といった感じでちょっと古風なのも、よい味をだしています。
やはり読みつがれる名作というのは子供たちを魅了しつづける何かがあるのでしょうね。
今後はこういった名作もおりまぜていきたいです。
あとから気づいたのですが、こちらの絵本、なんと初版発行が1969年とかなりの歴史。
それでいて現代にも通用する「善い or 悪い」の倫理観をおしえてくれます。
最初は図書館で借りてきた本でしたが子供たちもすっかり気に入り、わたしもすばらしい絵本とおもったので結局、買うことにしました。
▼この時期の1人読み: 文字を読むというより内容をおぼえている感じ。なん度も読み聞かせているうちに覚えたものかと。ひらがなも徐々におぼえてきているのですが、このころは文字を追うより暗記したものをアウトプットするほうが楽なのでしょうね・・・とにかく絵本好きに育ってくれています (これが最重要)!