バンコクのインター通い2年目長女(小2)の英検3級受験記録。
申し込みはしたものの何も対策をしないまま、1次試験本番まで1ヶ月をきりました。
1次試験本番: 2023年2月
4級の結果から娘の英語力は3級合格ラインを充分に超えている、と結果が出ていたのでかなりのんびり構えていました(これが後々痛い目にあう事に)。
そんな中ある出来事が。
回答を問題用紙に書いてしまい、ライティング0点の衝撃
このときふとママ友の子どもの英検3級失敗談を耳にすることに。ライティングの回答を解答用紙では無く問題用紙に記入してしまったとのこと。これでライティング0点が確定に。
まだライティングの配点が一次試験の1/3もあることを知らなかった私は、
ライティング0点でも他で挽回できるよね?
と。その後にいろいろ教えてもらい自分でも調べました。
この時は英検にたいして無知だった自分を呪いました。
なにより受験する長女本人に申し訳ない。。。
3級の各パートの配点をはじめて知る
そこでライティングの配点がリーディングやリスニングと同様に1/3もあることをはじめて知ることに。
ライティングが0点だと他が満点でも正答率66.6%と、一次試験通過はほぼ不可能ですね。
参考: 英検3級の各パートの配点
1次試験: Reading 550 / Listening 550 / Writing 550
2次試験: Speaking 550 (1次試験通過者のみ)
満点2200点.
出所: 英検公式サイト
公式サイトには「各級の技能ごとの満点スコア: 3級 550点」という書き方をしてあります。
とにかく配点は各技能(R,L,W,S) 均等との意味です。
英検の合否判定基準もはじめて知る
ついでに英検の合否判定には全技能 (読む、聞く、書く、話す)のバランスも基準になることも教えてもらいました。
ひとつのセクションが極端にひくい点数だと、ほかが満点でも不合格になるらしく。
合否ラインは非開示ですが…
さすがにひとつのセクションがまるっとゼロではダメでしょう。
※web上におちている過去の受験者の報告をみていると、どこかのセクションが3割でも総合点で合格、という事例もあり。合否基準は結局よく分かりません。
過去問1回分をこなすも…
そこで長女には急いで1次試験の過去問を解かせることに。
すると以下のような結果に…
Reading: 正答率8割くらい
Listening: 正答率9割
Writing: 模範解答からかけ離れすぎていて採点不能
リーディングの課題は日本で英語教育をうければ誰でも覚えるようなinstead ( ) に何がはいる?みたいな質問がまったくダメでもったいない失点。
しかしリーディングの語彙はもう知らないのだから仕方なく、長文で稼げばよいとあきらめ。
試験前1ヶ月をきった状態でつめ込んでも意味ないでしょうし。
とりあえず2個まで選択肢をしぼれたらあとは好きなほうにしな!とだけ教えることに。
※英検のリーディングは4択から選びます。
リスニングは先回りして問題に目を通しておくということができておらず、質問の答えとなる部分を思い出せなかったらしく失点。これもまたもったいない状況。課題が明らかなので本人への意識づけをするのみ。
ライティングはもう採点不能状態。
ここでライティングがやばいことに気づく
これは実際の長女の回答をお見せしたいくらいですが。
たとえば「What day of the week do you like the best? 」という質問があったとすると。
彼女の場合「Saturday. I like to go swimming. Also, I love to play with my friends, especially at the nearest park. One of my best friends is Tracy. 」
みたいな会話調の回答をしてしまい、間違いじゃないけど点数取れないだろうなぁ、というのが気になります。
しかも回答が論理的じゃないのも致命的な気が。
小2だから「論理的に!」って言ってもムリでしょうけど。
この場合、英検的にはまず結論、
I like Saturday the best.
からはじめて次にその理由、
This is because I have no school and no homework on Saturday. Why not Sunday? Because on Sunday, the next day is on Monday and is not day-off.
みたいにそう思う理由をしっかりと書き。
それで文字数がたりなければ、
I usually go out for playing with my friends at the park on Saturday.
みたいに情報をつけ足していく、というスタイルが理想的な回答なんじゃないかなぁ。
とにかく模範解答をみるに英検採点者の好む回答と、長女の会話調の回答とのギャップがすごそうな感じ。
ライティング対策をはじめる
ここでライティング対策だけはしっかりせねば!
と思い立ちます。
しかし長女は毎日学習する習慣もなく、一回の勉強に集中できるのはせいぜい数十分。
なのでまず先に書いたような回答テクニックを教え、残る3回の週末でライティングのみ練習問題をやることに。
学習プランの大幅みなおし。
作戦変更です。